多面的機能支払交付金とは
農業・農村は、作物の生産基盤という本来の機能だけでなく、農地の洪水防止機能、水源のかん養、自然環境の保全、景観の形成など、多くの役割(多面的機能)を担っています。そうそした役割(機能)を適切に発揮させるためには、地域の共同活動(草刈や堀ざらい・施設の補修)が不可欠であり、多面的機能支払交付金は、この共同活動を支援するための制度です。
待矢場両堰土地改良区の取り組み
待矢場両堰土地改良区では、平成28年度より多面的機能支払交付金の事務受託をしています。活動を始めようとする地域において煩雑な事務処理が負担になり取り組みを躊躇する地域もあります。そうした事務処理の負担軽減のため提出書類の作成、取り組みに向けた支援、活動中のアドバイス、作成した資料の確認など各組織ごとに必要な項目を選択していただき、受託契約を結び事務処理を行っています。
待矢場両堰土地改良区関連組織
待矢場両堰土地改良区では平成18年度の資源保全実験事業から、管内の地域支援として活動のお手伝いをしてまいりました。その後、農地・水・環境保全向上対策、農地水保全管理支払交付金を経て、現在の多面的機能支払交付金として事務受託を開始し、現在では下記(表)の活動組織と受託契約を結び、組織活動の支援を行っています。